自分で過払い金を請求する方法

過払い金請求を自分で行うメリットとデメリットについて考えてみましょう。利点は、自らで行うので、弁護士や司法書士に依頼するよりも請求にかかる費用が抑えられることです。また、過払い金が発生した経緯など詳しい事が分かりますから、確認しながら手続きを行え、しっかりと納得できる点も大きいでしょう。


弁護士などに依頼すると、過払い金の約20％が費用となり、それだけの金額を支払うのなら、自分で請求したいと考える方もたくさんいます。裁判などの際には、裁判所書記官に教えて貰いながら交渉する事も可能で、過払い金を自力で取り戻している方は多いようです。


デメリットは、かなり複雑な手続きを自分でしなければならないことでしょう。しかも、素人で裁判を乗り切るのは困難とされ、不利な条件で裁判が結審してしまったりするケースもありますから、交渉事に自信がない方は自分で行うよりもプロフェッショナルに委ねておいた方がローリスクにすることが出来ます。


過払い金請求に応じない消費者金融などでは、交渉が難航する事が予測され、専門的知識を持っていないと上手く対処できない場合もあります。過払い金請求は個々のケースで対応も違います。確実に返還してもらえるように、自分で行う際のメリット・デメリットもよく精査して取り掛かるようにしましょう。